2021春
「いのちとみそ」増刷キャンペーン
〜オーダー募集します!〜
「味噌をつくりたい。」
「味噌を作れる「場」をつくりたい。」
そして
「味噌を作る人達の、つながりをつくりたい。」
そう思って、味噌についての色々なことをまとめたブックレットを作りました。
「いのちとみそ」http://inochitomiso.blogspot.com/
このブックレットは、味噌をつくり始めた人や、手づくりの味噌に関心を持っている人に、
みそについての話をハンドブックサイズでお届けしたいと思って作ったものです。
僕は2020年春から、コロナパンデミックによって、本を販売する場を作ることや、
製本・発送を皆でやるための場(作業所的なもの)を作ることも、諦めていました。
しかし、この2ヶ月ほどの間に、何人かの方々から「いのちとみそがほしい」という声をいただき、
このブックレットの増刷することを検討しています。
何人かで集まって製本の作業をするための場作りも、再開したいと思っています。
ブックレットの印刷には、おそらく500部で10万円、1000部で20万円くらいのお金と、
その本を製本して、発送するための場が必要になってきます。
このチャレンジを、お金や時間、一緒に作業するエネルギーだけでなく、
「相乗りしたいです」
「受け取って販売したいです」
「知り合いに配りたいです」
という声をもらいながら進められることで、心理的にとても前向きにやっていける氣がしています。
◎いのちとみそ2021春の増刷キャンペーンの内容◎
4月16日までに販売予約をいただいてて、4月中に1000部ほど印刷して、順次製本してお届けします。
この機会に購入をいただいた方々を対象に「いのちとみそオンライン朗読&交流会」も開催します。
この取り組みが、「いのちとみそ」を通じた、ご縁づくりのきっかけになったら幸いです。
◎キャンペーン販売価格
10冊以上お買い上げの場合、1冊=300円にします。
☆送料無料です。
☆ブックレット『ウランとみそ汁』を合わせてご注文される場合は、そちらも1冊=300円にします。
『ウランとみそ汁』https://urantomiso.blogspot.com/
☆「いのちとみそ」+「ウランとみそ汁」=10冊以上でもオッケイです。
◎オンライン朗読・交流会 (参加費無料)
キャンペーン期間中にオーダーを頂いた方々を対象に、無料の朗読・交流会を開催します。
いっしょに読み、地域を越えたつながりを育む機会となればと思っています。
ブックレットを手にされたみなさんがどのように活用されているか、
みなさんの周りの”みその輪”について、みそへの想いなどなど、語り合えたらと思います。
☆本を50冊仕入れて、その本を50人に売ったら、50人全員にURLをシェアしてかまいません。
☆6月、7月の新月前日(みそか)の日中に開催予定。2回参加も歓迎です。
☆開催日が決定次第、ZOOMのURLを送ります。
◎ブックレットお届け予定
製本・発送のペースは1ヶ月に200部〜400部の予定です。
製本ができ次第ご注文順に発送しますが、希望のお届け時期がありましたらお知らせください。
発送時期が見え次第ご連絡します。
◎ご入金時期について
できれば印刷に入る前(増刷が決定した後)にご入金いただけるとありがたいですが、商品お届け後のお振込みでも構いません。ご入金希望時期がありましたらお知らせください。
◎お申し込み方法
①メール
fukishobo@gmail.com
(まずはお名前、希望冊数をお知らせください。冨貴書房スタッフよりお返事させていただきます。)
②申し込みフォーム
https://forms.gle/WttyNyck4ZkkHP5H8
(わかる範囲でご記入ください。後日メールでご連絡させていただきます。)
※印刷作業の都合上、4/16までにご注文いただけると助かります
◎本の内容はこちら
『いのちとみそ』
http://inochitomiso.blogspot.com/
『ウランとみそ汁』
https://urantomiso.blogspot.com/
おまけ記事:2021年春の増刷にあたって思うこと
「暮らしの中に仕事を作っていきたい」
「畑や田んぼや、マーケットや作業所を共同で作っていくように、
メディアづくりの場も、自分たちの身の回りに作っていきたい。」
コロナ禍の影響で人と会いにくなった今も、そう思っています。
ホチキスどめ、封入作業、郵便局まで子供と散歩して、投函。
何人かで家に集まって、手を動かして、
皆でおかずを持ち寄ってご飯をしたり、
子供の世話を交代でやったり。
いわば家内制手工業の再生。
染めやみそづくりはハードルが高い、という声を聞くことがあります。
手足が不自由な人にとっても、小さな子どもを持った人にとっても、
もうちょっとハードルが低めな共同作業が、製本・発送だと思っています。
つながりの中で、働き、学び、遊ぶ。
暮らしと仕事の間にある境界線を横断しながら、
助け合い、支え合いながら、大事な事を伝えていけたらと思っています。
印刷はみそ作りと似ていて、ちょっとずつ作るより、ある程度まとまった数を作ったほうが効率がいいです。
一人で作るよりみんなで作るほうが、一人への負担が少なくて済むところも似ています。
2020年の1年間は、イベントやワークショップはもとより、人との交流の機会そのものが激減したことで、僕は「核家族」的な状況を乗り切ることで精一杯になっていました。
家事、仕事、家と工房の行き来をしながら、社会情勢の変化の波に対応することで精一杯でした。
そうやって、製本のために人を集めることも、本の宣伝も販売もほとんどせずに過ごしていたのですが、最近まとまったオーダーを何件かいただき、在庫を見てみたらゼロになっていることに気づきました。
1年間籠もってきた僕ですが、これを機に、腰を上げて、仲間に呼びかけて製本・発送のチームづくりを再開していきたいと思っています。
「1キロ味噌買うよ」
という人が100人いたら、100キロの味噌が仕込める。
昔のコミュニティの味噌蔵は、そんな風に、つながりの中で営まれていたんじゃないかな、と思っています。
おいしいものを、みんなでつくっている感覚。
みんなでわけあっている感覚。
データの時代と言われている今だからこそ、手触りのあるものを、手で束ねて、お届けしたいと思っています。
冨貴書房 冨田貴史 拝