2020年1月22日水曜日

いのちとみそ新春キャンペーン始めます

和暦の年の瀬に合わせて、いのちとみそ新春キャンペーンを行うことにしました。

きっかけをくれたのは須賀和さん。

須賀和プロフィール:
ビジネスプロデューサー&マーケター
得意技は、相手の話を聞いて全体像をつかみ
次のステップを見い出して促すこと。
興味深く価値ある何かを知的好奇心から探求していくのが趣味。
レイキティーチャーでもある。

和(ヤマト)さんは、僕の冨貴工房と冨貴書房の活動や家事との両立や、友人のやっているプロジェクトや環境活動に関わる中で混乱しかけていた頭を整理してくださいました。
とても親身に聞いてくれるだけでなく、アドバイスをくれるだけでなく、一緒に考えて動いてくれる仲間と思わせてくれる温かみにあふれる人です。
おかげで僕は今少しずつ、自分の活動の全体像を掴むことや、具体的に何をしていけばいいかについて、おぼろげながら見えてきつつあるように感じます。

そして今、大切にしたいものは「いのちとみそ」だということに改めて気づきました。

この本をぜひとも、沢山の人達の読んでほしいと思っています。

そして広めてほしいです。

そして、そのための配慮を出来る限りしていきたいです。

そのために、今回、電子版の配布と、朗読音声のシェアを始めました。

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「いのちとみそ」和暦年越しキャンペーン

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以下は、少し長い「いのちとみそ」が生まれてからの物語です。

もし時間が在る方がありましたら、ぜひ読んでみてください。

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冨貴書房を立ち上げ、第一弾ブックレットして「いのちとみそ」をリリースしたのは2018年8月のことです。

そしてこの時期は、第一子を授かったお産の直後でもありました。

大量な出血を伴う帝王切開でのお産だったこともあって、数ヶ月は家事と介護と子育て中心の日々でした。


これが産前最後の執筆になるだろうと思っていましたし、お産後は生活が一変するだろうし、今までやってきた活動が全くできなくなるかも知れないことも覚悟していました。

そんな中で、自分が大事だと思うことを書き残したいという思いが強まり、「最後に書くならどんな本を書こうか」と考えて、この本を作りました。 

僕はこの本を通じて「どこかからやってくるものではなく、自分たちの手で創造していくものだということ」「希望は皆で一緒に作って、分け合っていくもの」ということを表現できたらという願いを持って作りました。




繰り返しになりますが、産後はそれまでやってきた各地でのワークショップや、冨貴工房でのモノ作りを出来る時間は一気に減るだろうと覚悟していました。

そんな中でも、社会や地域のために出来ることは、と考えた時に「執筆」と「出版」の道を選ぶことにしました。

本当は、お産の前に、製作を完了させて、販売、宣伝なども十分にやってからお産を迎えたかったと思っていました。

しかしながら、本のお産というのも、なかなか大変なもので、実際は、産前産後の怒濤の日々の中でのリリースという運びになりました。




↑お産の前日までイラストを書いてくれたエリ。


エリには、子供が生まれた後に「〇〇ちゃんのお母さん」というアイデンティティに染まってしまうことなく、独立した一人の女性として生きていてほしいという願いから、イラストを描くことを依頼しました。



そして、この本が世に出るのを助けてくれたのは、装幀、入稿をしてくれた川邉雄くん(inteli punk)やあらたま◎農藝舎の根津耕昌くんを始めとする制作陣。

そしてこの本は、

「手仕事、共同作業を目指すなら、製本は自分たちでやったほうがいい」

という川邉君からの提案を受けて、すべて手製本で創っています。

そうすることで、本だけでなく、人のつながり、共同作業の場、そこでの有意義な対話、そこに子供を連れてくると製本に来た人たちが交代で見てくれるという「託児込み共同作業」が生まれます。

この空気感は、まさに僕が願っていたものでもあります。

オンラインでのつながりもステキですが、人と人が実際に集って、何かを生み出す。

みそを作って分け合うように、本をつくって配っていく。

そういう文化を育てていきたいと思っています。



製本、発送を一緒にやってくれているたくさんの仲間のお陰様です。





そして「まとめて仕入れて、広めます」

と言ってくれる人たちのお陰様。


本当に、そのひとつひとつの、お陰様で今があります。


そしてようやく今、産褥期間も後半に差し掛かり、腰を落ち着けて、この本の宣伝をしていけるという気持ちになってきました。


そんなタイミングで新年を迎えますので、お礼と感謝を込めて、キャンペーンをします。

和暦の節目は大晦日(おおみそか)。

全国味噌工業協同組合連合会(ながい!)のホームページを見ると「毎月三十日がみその日」とありました。

三十日は古くは「みそか」と呼びます。

もともと月の暦を使っていた頃の「みそか」は新月の前日であり、月の最終日です。

そして年の最期の日が大晦日です。


和暦の節目のタイミングの、お歳暮とお年賀の気持ちを込めて、「いのちとみそ」電子版を贈らせていただきます。

以下が、キャンペーンの内容です。


「いのちとみそ」電子版無料プレゼント

◎贈呈期間 
1月22日〜2月23日 
和暦:師走三十日(大晦日)〜睦月三十日(晦日)




◎冨貴書房ブックレット01「いのちとみそ」
電子版ダウンロード申し込みフォーム
https://forms.gle/7s39BfvwuhM4PqTVA
※お申し込み頂くと、ダウンロードのためのURLの案内メールが届きます。


◎ブックレット『いのちとみそ』はこちらから購入頂けます。
ブログ http://fukishobo.blogspot.com/
メール fukishobo@gmail.com
(※取扱店も募集しています)


◎今後「いのちとみそ」を朗読して解説する音声データをアップしていきます。
「いのちとみそ朗読01」https://soundcloud.com/kobo-fuki/01mp3


今後ともどうぞよろしくおねがいします!

冨田貴史 拝

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